2009年06月03日

足回り シルビア系 結構割れる「Rナックル」
asimawari_26_.jpgサーキットでイキナリ折れて(割れて)えらいこっちゃ!になるRナックル
シルビア系のRナックルはちょっと・・・弱い?!
大体、亀裂が入るところ(力がかかる所)は決まっているので
普段のメンテナンスやチェックで気が付く事もありますが
普通は・・・気が付かない(ちょっとの亀裂で気が付くツワモノもいるが)
いまや、Rナックルは持ち歩く「予備備品」の1つです。


 そもそも、なぜRナックルが折れるのか?
コースアウトの衝撃はもちろん、さまざまな力の蓄積で弱い所が折れるのですネ
調整アームであちこちに押され引っ張られ、想像以上に力が加わるRナックル
あまりにもポキポキ折れる車輌は、アライメント(力の掛かり方)を見直す必要がありますね

大半の車輌でRナックルが折れると・・・Rタイヤが前に押されボディとくっ付き動けなくなる
高速コーナーの途中で折れたりしたら・・・「神様お願い」状態になる
三上・岡崎もドリフト走行中のRナックル割れ体験有り

asimawari_13_.jpgasimawari_27_.jpgここまで見事にバラバラに割れてしまうと、
当然走れない=帰れない。
タイヤがボディと干渉(くっ付く)してしまい
車輌移動も出来なくなってしまう。
←ここまで見事に割れるのもある意味珍しい

多くの方は、パッキリ折れる直前、1ヶ所の亀裂が広がって来て、走行中にRタイヤのブニブニ感で気が付く方が多いかな?


asimawari_23_.jpgnakkuru.jpgasimawari_21_.jpgasimawari_22_.jpg





Rナックルは、単体で見る機会が少ないと思うので、何がどうなっているか知らない方が多い
タイヤが付いた状態でも、ナックルを丁寧に見ると↑(左2枚目)写真のような薄い亀裂が発見できる
丁寧に1週、各アームの付け根を点検してみて下さい

上の右の写真は、ナックルを単体にして撮った写真。外せばバッチリ分かるんだけどね・・・
毎回チェックの度にナックルを外すなんて出来ないから、小さな亀裂を見逃さないで!
その為には、常に足回り・下回りを綺麗にしておく必要がありますね。
泥だらけじゃ、肝心な割れすら発見来ませんし、目に泥攻撃を受けるだけで、
正直、点検する気も起きませんからね~

もちろん、車種ごとにナックルは違いますし、ハイキャス付き・無しでも形状が異なります
これも壊れるパーツとして、持ち歩きたい予備備品です
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