2008年12月25日

SRのオイルパン


OIL_16_.jpgサーキット走行でダートに落ちた。
工事中のマンホールなどの突起物に何かぶつけた。

日常よくある出来事ですが・・・
180sx.s13.s14.s15
いわゆるSR20エンジンの方は、ちょっと気にして下さい。

SR20エンジンオーナーの多くの方が、SR純正のオイルパンだと思いますが、
特に「180sx・S13」のオーナー必見

OIL_12_.jpgOIL_34_.jpgオイルパンを凹ますと
←このように、オイルを吸う面積が
かなり少なくなります。
エンジンオイルがエンジンに供給
されない。という事ですネ


オイルパンの中に写真のような「おちょぼ口の」オイルストレナーがいます。
上の写真(左)はS14のストレナーですが、S13系は楕円のおちょぼ口です
エンジンオイルを循環させる為の装置なのですが、オイルパンを凹ませてしまうと
オイルパン底部と、ストレナーの吸入口が密着してしまい、エンジンにオイル供給出来ずに
エンジン焼き付き=エンジンブローという方程式が成り立ってしまいます。

OIL_15_.jpgOIL_17_.jpg(左)写真は、S14・15のストレナーがオイルパンを打った跡です
若干、左右からオイルが吸えますが、スポーツ走行には耐えません
(右)写真はS13系の跡です。
くっきり、丸々ストレナーの跡が付いていて、オイル供給ゼロになります

(写真をクリックすると拡大できます)
その前に・・・オイル管理が悪すぎですね。ヘドロだらけでした。

こうなると、魔法のランプの様な「警告等」が点灯します。
夢中になってスポーツ走行して気が付かないでいると、時すでに遅し・・・
だったりします。

OIL_27_.jpgOIL_25_.jpgOIL_19_.jpg






私のオイルパンには、凹ました事が判りやすく「ラクガキ」してありました。
この三上の似顔絵が消えていたら「擦った」って事がわかりやすいでしょ?
180sx後期・s14以降は対策品のストレナーが装着されていますが、低回転の短距離
移動の街乗りで最低限のオイル供給が出来る位のものでしかありません。

オイルパンを点検すれば、打った事が有るか無いかは判断出来ますので、気にしてチェック
してあげて下さい。

ちなみに、凹ませて外したオイルパンは再使用出来ませんので、オイル交換のついでに
新品のオイルパンに交換をオススメ致します。
サーキットで緊急の場合は再利用しますが、漏れる可能性「大」です。
ついでに、ストレナー加工(S13系おちょぼ口を広げる)もしちゃいますか!

日記にリンクしています

SR新品オイルパン:2014年現在 約10,000円+税 位
交換工賃 SRエンジン:11,000円
S13系ストレナーおちょぼ口加工 5,500円
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